晴れ、ときどきLiz

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スカートひらり

私がまだ高校生の頃、



ちょうどDCブランドが流行り始めたころ(たぶん)、



私のホームタウンにも、流行りのブランドが軒をつらねるファッションビルが出来ました。



怖いもの知らずな私は、まだまだ子供っぽい服のまま、訳もわからずその中をうろうろ。



場違いな感じで何回も通っていました。



そんな中、“買ってみようかな”と、最初に思ったのが、たしか『PERSONS』の真っ赤なブルゾン。



修学旅行に着て行きたくて買ったんだと思います。



嬉しくて、どんな服を合わせようか、クローゼットの前であれこれ工夫を繰り返し、時間が経つのも忘れて一人ファッションショーをしていました(笑)



そんな、ちょうどおしゃれに目覚めたころ、



時を同じくして、嬉し恥ずかしの彼が出来ました。



その彼は、自他共に認めるおしゃれさん。



頭の先から足の先まで、



当時の私には全てが洗練されて見えた大学生でした。



彼は会うたびにがんばっておしゃれした私を褒めてくれました。



そして、とても上手に組み合わせが出来た日は、



自分の行き付けのショップに連れて行って“この子の服の組み合わせ、スゴく可愛くない?”と、紹介してくれたりして。



そんな風に言ってもらえることが嬉しくて、次もがんばって服の組み合わせを考えていました。



当時持てる力をフルに使っていたように思います(笑)



彼には、ファッション雑誌の見方も教わりました。



“こんな風に見ると勉強になるんだよ”と。



今でも、その教えは私の中で生きて、生かされています。



そして、彼に教わったものがもうひとつ。



それはCOME CA DU MODE 。



今ではある意味一般的になりましたが、



その当時はまだまだ一部のものだったような。



その名前を初めて知ったのは、彼のTシャツでした。



“このブランドはこれから流行るから覚えておくといいよ”と。



“そうなんだ(・ω・)!!”と、思った私は、



彼にもっと近づきたい気持ちで、COME CA DU MODEのショップに通い始めました。



そのことを彼に話すと、



“COME CA DU MODEのプリーツスカートは見た?どこのプリーツより綺麗だよ”



当時、原宿が真っ黒になるほどモノトーンが流行り、



同時にロングのプリーツスカートも流行っていたときでした。



いろんなショップをまわり、ロングのプリーツスカートを手に取っては揺らしてみたのですが、



綺麗に揺れるものはなく、


COME CA DU MODEのプリーツが一番綺麗に、流れるように揺れていました。



着てみたいけれど、どう考えても高校生には高価な服。



例えばスーツで揃えるとなると、たしか5~6万円はかかったのですが、



母に話すと、



“何事も勉強だから、好きにやってごらんなさい”と、



お小遣いの枠を広げてくれて、手に入れることが出来ました。



だいぶ背伸びをしたと思います(笑)



母も、よく冒険をさせてくれたなぁ、と、思っています。  



自分のものとなって履いてみたCOME CA DU MODEのロングプリーツスカート。



アンティークのアクセサリーを着けてスーツで着ると


大人になったみたいで、少し彼に近づけた気がして、



プリーツが流れるように揺れるたびに、



彼の姿や言葉とリンクして、

ドキドキしていました。





しかし、



悲しいかな、



その恋はほどなく終演を迎え、



切ない思い出と、彼に褒めてほしくて買った服だけが、クローゼットいっぱいに残りました。



泣いて泣いて泣いて、



泣き疲れて眠って、また目が覚めて泣いて。



これでもか、ってほど泣いたら、



自分に残ったものが見え始めました。



“いろんなこと教えてもらったなぁ”



なんて、感謝すら覚える気持ちに変わってきたりして。



いっぱい吸収したことを生かして、



彼が後悔するほどいい女になろ!なんて(笑)



自分を磨こうと、高校生ながら思いました。



もちろん、きっかけをくれた彼への感謝の気持ちも込めて。




それからン十年、



磨かれたかどうかは別として(笑)



まだ、ファッション雑誌の中に彼の言葉や、



なめらかに揺れるスカートの裾に、COME CA DU MODEのプリーツを思い出したり、



柔らかい感受性に焼き付いた思い出は、



こんな風に顔を出すんだな、と、驚いています。



私の青春の1ページ。



もう彼に会うことはないけれど、



自分を磨くことは忘れずにいきたいなと、思いました。



幼い思い出に、



感謝(^^)



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2010/01/21(木) 22:15:28 日記 トラックバック:0 コメント:0
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